色再現作業例(難易度ランクB)
色再現作業例(難易度ランクD)
色再現作業例(難易度ランクE)
白黒写真や著しく褪色してしまったカラー写真に、グラフィックソフトを使い精密な着色加工を施し、色を再現します。色の3要素(色相・彩度・明度)や当時のフィルム特性を踏まえた上で、聞き取りや調査資料、またAI(人工知能)による複数の色付けデータ等も効果的に活用し、より「自然」で「正確」な仕上がりを追求します。各種メディアや専門機関等も認める高度な技術力でお応えします。
歴史上の人物や魅力的な古い写真を中心に、修復・色再現の作業前→作業後をGIFアニメと比較画像でご紹介しています。
原板写真により作業内容は大きく異なります。作業料金の目安として5段階の難易度にランク分けすることでより明瞭な作業料金をご提示しておりますが、詳細は個別のお見積もりにてご確認ください。
色再現(カラー化)作業料金表
現在、AI(人工知能)による白黒写真の自動色付け技術が開発され、数々のウェブサービスも登場しています。この技術を簡単に説明すると、AIが写真の局所的な部分や物体、また風景などのシーンを捉え、蓄積された膨大なデータを元に「それが何か」を認識して色を推定し着色するというものです。従来は人間がグラフィックソフト等を使い細かく手作業で色付けしていたことを、瞬時にしてこなしてしまうという驚愕の技術と言えます。
ただ現状のAIに共通する傾向として、大雑把な推定で色付けをすることが多く、また教師データが用意されていない特定の人工物の色を推定するのは実質不可能であり、その場合セピアのような平均的な色を付けてきたり、大きく外してしまったりします。特に原板の状態が悪く(褪色・傷・汚れが酷い等)ぼんやりとした印象の写真には、煤けた色付けをしたり、色抜けする傾向にあります。
詳しくは 自動色付けウェブサービスの比較検証 及び 原板の前処理による色付けへの影響について ページをご覧ください。
写真左:原板 中:AIによる自動色付け 右:当社による色再現(ハイブリッド着色)
当社の「ハイブリッド着色」は、技術者によるグラフィックソフトを使用した入念な修復・着色データをベースに、AIによる色付け+高精細化加工データを効果的に加え、より自然で鮮明な仕上がりを目指します。AIの依存度は写真により異なり、複数のAIの出力結果を部分的に融合する場合もあります。「ハイブリッド着色」は、ヒトとAIとのコラボレーションにより、99%の「正確さ」と「自然さ」を追求し、色再現します。
「ハイブリッド着色」の特徴
・原則として「写真修復・修整作業」の前処理を施す
・技術者によるグラフィックソフトを使用した入念な着色データがベース
・AI(場合により複数の組み合わせ)による自動色付けデータを効果的に融合
詳しくは 当社の色再現「ハイブリッド着色」とは ページをご覧ください。
「ハイブリッド着色」は、原則として「写真修復・修整基本作業」と「色再現(カラー化)作業」の組み合わせとなります。
色再現(カラー化)は、「自然さ」と「正確さ」を追求して着色作業を行うもので、100%正確な色の再現をお約束するものではありませんが、後日、新たに判明した情報・資料等により、着色した色味に疑念が生じた場合、無償にて当該箇所の修正作業を行います。
料金はいただきません
仕上がりに関しましては主観により評価が分かれますので、100%ご満足いただけることをお約束するものではありませんが、作業後または再修整後、お見積もり時に当社がお伝えした仕上がり内容と著しく異なるとお客様が感じられた場合、作業料金・キャンセル料金は一切いただきません。原板をお預かりしている場合は、速やかに追跡サービス付の配送方法(レターパック等・送料当社負担)にてご返送させていただきます。修復技術に自信がある故の、後払い成功報酬制とさせていただいております。
詳しくはフォーム・お電話・メールにてお気軽にお問い合わせください。もちろんご相談・お見積もりは無料です。
画像の添付が可能です。